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ベイ子の「千葉シティ 魅力見つけて感じ隊っ!」
「2017年5月」のテーマは?
- ベイ子ちゃん、春だねぇ〜。
- やっといい季節になってきました。
- 今月は、ぜひベイ子ちゃんを連れて行きたいイベントがあるのだ!
- え? た、隊長、私もぜひ行きたいところがあるのです・・・
- おお、ベイ子ちゃんもか?
- 隊長が行きたいところ、どこですか?
- うむ、先日ご招待で行ってきたのだがね、市原の・・・
- もしや・・・
- アートミックス!!
- おお、連載40回目ではじめて意見が一致した(笑)
レポート開始
ということで、今回は「いちはらアート×ミックス2017」にいきます。
会場に向かう前に、市原市役所 経済部 芸術祭推進課(いちはらアート×ミックス実行委員会事務局)の平田さんにご挨拶に伺いました。
- 先日はご招待ありがとうございました。今日はよろしくお願いします。
- よろしくおねがいいたします。
アート×ミックスは、2014年に1回目を実施し、今回アート×ミックス2017ということで、2回目を開催しています。その間で、アートいちはら2015春と秋、アートいちはら2016春というのも行ったのですが、 - はい!全部伺っています!前回のアート×ミックスも平田さんが担当だったのですか?
- それはありがとうございます。前も担当していました。
- それは頼もしい!早速、開催エリアと料金など教えていただけますか?
- はい。小湊鐵道の上総牛久駅から養老渓谷駅の間で7エリアに分かれています。
料金は、会場ごとに設定されています。無料で見れるところもあります。(下図参照) - 「内田未来楽校」と「IAAES(旧里見小学校)」と「月出工舎」に行って、「いちはらクオードの森」の地熱の扉も見たいし、あ、そうだ「アートハウスあそうばらの谷」にも行きたいなぁ。となると・・・いくらかな?
- 今あげていただいた会場の料金を足すと、2200円になります。
なので各会場をみていただける方におすすめなのが「パスポート」です。 - あ!そういえば、前回もパスポートでそれぞれの会場に入りました。
- パスポートは1枚で1名、1会場で1回ずつ使えます。会期中(4月8日(土)〜5月14日(日))有効です。料金は一般2,000円、学生(高校生以上)1,000円、中学生以下は無料です。
- 1日だけじゃなくて、会期中使えるから、別の日に別の会場にいけるのですね。
- ちなみに、会期中にもう一度同じ会場に行きたい場合は?
- もちろんリピーターの方にはリピーター割引があります。
同じ会場に入る時にパスポート提示していただくと個別鑑賞料金の半額で入場できます。
何度リピートしていただいても半額ですので、ぜひリピーターになってください。 - なるほど。パスポートお得ですね。
- あと、パスポートにはスタンプラリーの面があります。
各作品がスタンプポイントとなっていて、スタンプを全て集めると限定コンプリート缶バッジがもらえます。 - 限定コンプリート缶バッジですか!!欲しい!
- すでに夢中じゃないか、ベイ子ちゃん。
- あ、ベイ子さん、今回はなんと、各会場の駐車場が無料です!
- わー!そうなのですか。実は前回も駐車場が無料だったらなと思ってたんです。
- 会場を巡る周遊バスも無料で1時間から2時間ごとに運行されています。
- ということは、JR内房線の五井駅から人気の小湊鐵道に乗って来ても周りやすいってことですね。
その他、平田さんにいろいろなポイントを伺いました。
今回のレポートは平田さんのポイントを入れながらお送りします。
赤いバーの大見出しで会場名と個別鑑賞料金とエリア名、赤枠バーの小見出しで作者名「作品名」を紹介します。
IAAES(旧里見小学校)/個別鑑賞料800円 【里見・飯給エリア】
始めに、各会場内で一番鑑賞作品の多いIAAES(旧里見小学校)に向かいます。
会場について車を停め、校舎へ向かうと花壇に色とりどりのお花が咲いています。
「春ですね〜」芝桜や水仙、チューリップを眺めながら、ふと小学生だった頃の春の日のワクワク感を思い出しました(笑)。
入口から中に入ると、この日受付にいらしたのは、こちらのお二人。地元の方が当番で受付をしているそうです。
前回のアート×ミックスでも「菜の花プレーヤーズ」というボランティアの方々が参加されていましたが、今回は前回よりも地元の方がたくさん「菜の花プレーヤーズ」として参加されているそうです。
開発好明「里見100人教頭学校キョンキョン」
受付の隣の教室を覗くと、そこにいたのは・・・。
- あ!モグラさんがいる!!地上にモグラさんがいるなんて!
(前回は「モグラTV」として地中空間にいらしたので) - こんにちは〜。今キョンキョンやってます。
キョンキョンとは・・・
開発好明さん(モグラさん)が、「誰もが先生、誰もが生徒」を合言葉に、横浜・三宅島・種子島で行ってきたプロジェクト「100人先生」。会場となる地域の方々にも先生になってもらい授業をしてきたプロジェクトが、市原ではより地域に根差した活動としてグレードアップし「100人教頭」となりました。パスポート購入で大人も子どもも全ての授業が受け放題です。
この日は、「現代ジュエリー教頭」のスーザン・ピーチ(アーティスト)さんの授業で、カラフルなストローを使ったジュエリーを作っていました。色のポップさと組み合わせ方で、創造するのがどんどん楽しくなるような授業でした。
- こちらは誰でも参加できるのですか?
- はい。子どもも大人も参加できます。定員10名先着順ですが、当日空きがあれば入れます。
- (天井に飾られた教頭の写真を見ながら)
「おいしくなーれ教頭」「チョコレート教頭」「一心不乱教頭」「滝教頭」なんて・・・みんな気になる〜 - ネーミングも面白いでしょ。授業も面白いですよ。
- こんな楽しい授業が毎日開校されているなんて!毎日来たいです。
- ですよね〜(笑)
世界土協会 World Dirt Association 「Dirt Restaurant −土のレストラン−」
次に、隣の教室へ進むと、少し暗い空間にお洒落なレストランがありました。
- わー素敵なレストラン!
- こちらへ、どうぞ。
- ワイングラスに土が!
- 土をテイスティングできるんですよ。
- ふむ、あ、こっちは炭っぽい香りがほのかに。
- こっちは何でしょう?爽やかといっていいのかな。
あーだこーだといいながら、土の香りを吟味して五感が研ぎ澄まされた感じがしました。
「里山食堂」
土のレストランを出ると、カレーのいい香りが廊下に立ち込めていました。
- カレーのいい香りがしますねー!!
- これはいい香りだね。よし!里山食堂に向かおう(笑)
- やったー!!
工作室だった教室が里山食堂になっていて、奥が厨房になっています。
オーダーしようと厨房の方に進むと、赤いアート×ミックスTシャツを着た人が振り返りました。
- あ!ベイ子ちゃん!
- わー久しぶり、悠ちゃん!
- お知合い?
- 悠ちゃんは前回のアート×ミックスから菜の花プレーヤーズとして参加されていて、「アートいちはら」とか来るたびに声かけてくれて、仲良くなったお友達なんです。
ちょうど悠ちゃんが休憩時間ということなので、里山食堂でお話を伺いました。
- 悠ちゃんが食べている、美味しそうなものは何ですか?
- これは、リクエストオムカレーです!
- 何がリクエストなんだろう?
- それは、私が
- ん?どした?
- 前にお昼食べる時に、「オムカレー食べたい」って言って、始めは「そんな邪道なもの作れるか」って断られたんですけど(笑)
「メニューにオムライスもカレーもあるのに作らないのはもったいない」と。何度も言っていたら作ってくれて、その後ほかのスタッフも美味しい美味しいってオーダーするようになって、メニューになったという - だからリクエストなんだ。そのまんま(笑)
と笑いながら、席を立ったチェリー隊長。ささっとリクエストオムカレーを手に戻ってきました。
- ベイ子ちゃんも食べたいでしょ(笑)
- わ、ありがとうございます。いただきます!美味しい!
- うん。リクエスト美味しいね。
- あ、そういえば悠ちゃんって、地元だっけ?さっき受付に地元の方が座っていたけれど、近所の人?
- そうそう!前回よりも地元のみんなが参加してますね。1回目の時から徐々に地域が活性化されてる感じがします。
- そうなんだ。
- 「来てもらえるのがうれしい」とか、「始めは話をするのに躊躇してたけれど今は遠くから来てくれた人と話すのが楽しい」と言っていた人もいます。
- 遠くから来た友人は、人が暖かいって言ってたけど、きっとそうして接してもらってうれしかったんだろうな。
- みんなの力は大きいよね。いろいろな人に来て見て触れあってもらいたいね。
カレーを食べ終え、外に出ると、これこそ暖かいという光景が目に飛び込んできました!
開発好明 「モグラハウス」
- モグラさん、お昼寝ですか。
- エネルギーを使わないようにジッとしてます。
- 今年は地上にいるんですね。
- 私はミミズが採れなくて食糧難に陥ったモグラなんです。そこで、自分で作れるものを作ろうと、まずは、水だなと思って、水を作っているんです。
- 水?ですか。
- そう、ここ15センチくらい掘って、ビニールをかぶせるんだけど、中に湯呑みが入っているの、見える?
- 見えます!
- 1日で1杯くらいは溜まるんだよね。飲むには勇気がいるけど。
- モグラハウスも入れるのですか?
- 入っていいよ。モグラに快適なように、窓からあまり光が入らないように作った(笑)
次は、月崎エリアに向かいます。
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