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ベイ子の「千葉シティ 魅力見つけて感じ隊っ!」
「11月」のテーマは?
- 隊長、秋ですねー。街では収穫祭やおいしそうなイベントがありますよね。
- この特集が出る頃はもう11月。夜灯(よとぼし)のある月になるんだな。
- 夜灯きれいですよね。
- そういえばアレ知ってる?
- アレですか?(また思わせぶりが来たぞ)
- 「稲毛の今昔ほっこりマップ」という面白いマップができたんだよ。地元の「桃花乙女の会」の皆さんが作ったんだ。
- 桃花?稲毛って桃となにか関係があるんですか?ほっこりって乙女が癒してくれる的なのですか。隊長。
- 稲毛せんげん商店街を中心にほっこりスポットなんかを紹介しているんだ。
- 稲毛せんげん商店街と言えば、「いなげ逸品」じゃないですか(くるかグルメ取材♡)
- 逸品も入っているんだけど、まずはこれ見てよ。ベイ子ちゃん。
- わ〜。かわいらしい手作り感満載じゃないですか!!
隊長、桃花乙女の会の方に会ってみたいです。そして、ここに登場する似顔絵の人々にも。 - そうこなくっちゃ。では、乙女たちに刺激を受けていらっしゃい。
レポート前に!
稲毛せんげん通りに着きました。初めに稲毛商店街振興組合 理事長 若井さん、専務理事 海宝さんにご挨拶し、桃花乙女の会の長橋さんを紹介していただきました。インタビューします。
- こんにちは。早速ですが桃花乙女の会について教えていただけますか。
- 私たち7名は、みんな60代の主婦なのです。今月行われる夜灯にも1回目から協力しています。今回「稲毛の今昔ほっこりマップ」を作るというお話があり、千葉大生の方と協力して作りました。ほかに、バザー・朝市・わくわくウォークなどもお手伝いしています。
- いろいろなイベントでご活躍なのですね。桃花乙女の会というお名前がとてもチャーミングなのですが、名付けのエピソードなどありますか。
- 千葉大生の方が私たちにカワイイ名前を付けてあげたいって言ってくださって。
昔、稲毛の京成の線路の海側には桃畑が広がっていたとそして白蛇のエピソードもありますでしょ。浅間神社の神事に桃の飾りもあったことから桃花、私たち照れくさいんですけど、そして乙女(笑)ということで名付けられました。 - かわいらしくてぴったりです。マップに描かれている似顔絵も、すごく可愛いですね。
- 主に取材を私たちがして、マップ制作を千葉大生がしてたんですけど、私たちをこんなに可愛く描いてくれました。
- あ!似顔絵と言えば、マップのスポットの中に「川島 功 氏」とあったのですが。
- 川島さんは「物知りおじさん」なんです。マップを作るにあたり、初めに川島さんにお話を伺いに行きました。知らなかったことがたくさんありました。「ねんど山」や「ごろごろ坂」なんて初めて聞きました。
ごろごろ坂を取材に行って、場所がここかなと思うのですが、どこかわからなくて、ちょうど坂を登ってきた方に声をかけて聞いてみたら、知っていらしたんです。その方も間違えちゃいけないと携帯でお母様に確認してくださったりして。 - 素敵な出会いですね。歩いてそこにいたからこそ、わかった場所ですね。
- そうなんです。後は「根上がりの松」あそこも良く通ってるのに気付いていなかったんです。びっくりしました。
- このマップの中で長橋さんが特におすすめのところはどこですか。
- 「稲毛東公園」です。マップの裏面にも書いてあるのですが、「花友の会」として、東公園の花壇にお花を植えています。先日、秋・冬の花に植え替えて、今キレイに咲いているのでよかったら見に行ってください。夏の盆踊りも是非見に来てください。
- はい。マップで見ると稲毛東公園へ行く途中に、「坂の大きな木」もありますね。
- 普段、この坂を下り始めると「稲毛に帰ってきた」とほっこりする場所なのです。取材の時も暑い中歩いて大きな木の木陰に入ったら、ひんやり涼しくて気持ち良かったです。
- 暑い中の取材大変ですよね。(しみじみ)
- 初め出来るかな?と思ったんですが、やってみて本当によかったです。マップの下にも書いてありますが、本当に素敵な仲間との和ができてKAGAYAKEハッピーでした。
- 私も今ハッピーもらいました!このマップを持ってほっこり探しながら街歩き行ってきます。今日はありがとうございました。
レポート開始!?
ほっこりマップを見ながら街歩きをするんだけど、
マップの中心はせんげん通り、ここを歩くなら今年の「いなげ逸品」も食べたり試したりしてみちゃおう。
長橋さんおすすめの稲毛東公園も行きたいし、ゆかりの家はみんなが行った方がいいよというしなぁ。
なるべく同じ道を歩かない様にまわりたいと思うのだけど・・・。
ということで街歩きするエリアをざっくり考えました。
「根上がり松エリア」10時京成稲毛駅から根上がり松方面
「商店街エリア」 12時くらいは商店街にいてお昼も
「坂の大きな木エリア」稲毛東公園に向かってからJR稲毛駅
では、京成稲毛駅をスタートして海の方に歩いて行きます。
1.取材中のインタビューでおすすめ No1 ゆかりの家
中国清朝のラストエンペラー愛新覚羅溥儀(あいしんかぐらふぎ)の実弟である愛新覚羅溥傑(ふけつ)夫妻が、成婚間もない昭和12年に半年ほど居を構えたそうです。
せんげん通りから中の道に入るところの看板が小さいので思わず見逃しそうになりましたが、無事に到着。
玄関に向かうと「ご自由にお入りください」と、貼り紙があり、ちょっと躊躇しながらも、入ってみました。お部屋を見て感動しつつ、縁側に座らせていただき、お庭のお手入れをしていたMさんにお話を伺いました。
- こんにちは。お仕事中すみません。素敵なお屋敷とお庭ですね。
- ありがとうございます。ここの敷地は350坪、この建物は大正2年に建てられ、今年は101年目なのです。建物の裏には白雲木(はくうんぼく)があるんですよ。
- 白雲木は・・・(マップを見る)
- 日本と中国の橋渡しに満州へ嫁ぐ浩様に貞明皇太后が贈られた種子ですね。今は時期ではないのですが、4月末から5月には、お花が咲きます。
- 今日も晴れていて、お手入れされているお庭がとても綺麗ですが、お花が咲くときにはぜひ見に来ないといけないですね。
- お花の時期に合わせて来られる方は多いですね。こちらに(海の方を指さして)藤棚もあるんです。
- 立派な藤棚、ここから藤が見れたら幸せだなぁ。(早くもくつろぎモード)
- しだれ桜、杏梅、ウコンザクラと順番に咲くのです。池のところに葉蘭も。
- あ!葉蘭の葉ありますね。
- わぁご存知ですか。葉蘭知ってらっしゃるなんて、うれしい!咲くんですよ。
- ここからよく見えますね。この縁側でのんびりしたいです。
- たまにごろんとされている方もいらっしゃいます(笑)。あちらのお部屋には書物も用意してあり、ご自由にご覧いただけるのです。ただ飲食はご遠慮いただいているので。
- (食いしん坊がバレた?)この記事をグルメレポートと思っている読者の方が多いので、書いておきます。
名称 | 千葉市ゆかりの家・いなげ |
---|---|
住所 | 千葉市稲毛区稲毛1-16-12 |
TEL | 043-244-5370 |
公開時間 | 9:00〜16:30 |
休館日 | 毎週月曜日・祝日(5月3〜5日除く)・年末年始 (月曜祝日は、その日と火曜日) |
ホームページ | http://www.city.chiba.jp/kyoiku/shogaigakushu/shogaigakushu/yukarinoieinage.html |
ゆかりの家を出て、国道14号の歩道を歩き、旧神谷伝兵衛稲毛別荘へ向かいます。
2.随所へのこだわりがツボです 旧神谷伝兵衛稲毛別荘
国道14号を歩き向かった旧神谷伝兵衛稲毛別荘は、千葉市民ギャラリー・いなげに併設していました。
浅草「神谷バーのデンキブラン」や「牛久シャトー」の創始者であり日本のワイン王といわれる神谷伝兵衛(1856〜1922)の別荘として大正7年に建てられた洋館は、千葉市で最も古い鉄筋コンクリートの建造物で国登録有形文化財となっています。
1階は洋室で2階は和室の造り、調度品もすべて当時のままです。
ワイン王のこだわりは随所にうかがえます。
名称 | 旧神谷伝兵衛稲毛別荘(千葉市民ギャラリー・いなげ内) |
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住所 | 千葉市稲毛区稲毛1-8-35 |
TEL | 043-242-0729 |
開館時間 | 9:00〜17:15 |
休館日 | 月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)・年末年始(12月29日〜1月3日) |
3.本当に上がってます!根上がり松
千葉市民ギャラリーの横の坂を登っていくと公園が見えてきました。一体公園のどこにあるのだろうか。と、周りを見渡すと、カメラを持った女性たちを発見!「根上がりの松、知ってますか?」と尋ねると若い女性がとても丁寧に説明してくれ、そのうえ「この辺で写真撮ってるのでわからなかったらまた声かけてください。」とやさしく言ってくれました。説明の通りに歩いていくと、ありました。
海岸線にあると柔らかい砂が流れ出して、地中の根が露出してしまうそうです。
本当にそこまで海だったんだなと実感です。
4.デンキブランに食いついちゃった 並木酒店
創業90年 商店街一古い酒屋さん。 お店に入り一番最初に見えたものは、デンキブランでした。
- よろしくお願いします。
- 今日は店主がでておりまして、わからないことがあったら聞いて下さいね。
- はい。ありがとうございます。(デンキブランと蜂印香竄葡萄酒の棚に夢中)今回街歩きをしているのですが、こちらおみやげに買われる方多そうですね。
- そうですね。神谷傳兵衛さんの別荘に行かれた方とか。
- このポスターありました。デンキブランは、どうやって飲むのですか。
- ロックです。甘めで飲みやすいので。でもたくさん飲むと大変なことになりますけど。
- あ、30度と40度!度数高いですね。燃えちゃいそう。
- そういう意味も含まれているようですよ。あら、デンキブランの取材でしたっけ。
- わ、いいえ、「いなげ逸品」を伺おうと。今年はおしょうゆでしたよね。
- こちらの棚にあります。「澪つくし」というおしょうゆです。
- あ、NHKの朝ドラ、沢口靖子さんのですよね。
- 300年もの間、おしょうゆしか作っていないそうです。十水仕込み諸味(もろみ)を秋田杉の大桶で熟成させる伝統桶仕込み、純・天然醸造のおしょうゆです。
- 樽にも蔵にもたくさんの熟成された酵母とか菌とかといるのでしょうね。
- 澄んだ色、香りもとてもいいですよ。
- すごい、まさに逸品、こだわりのおしょうゆなのですね。街歩きのおみやげにします。
- ありがとうございます。
名称 | 並木商店 |
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住所 | 千葉市稲毛区稲毛3-6-7 |
TEL | 043-243-9204 |
営業時間 | 8:00〜21:00 |
次は、稲毛せんげん商店街で「いなげ逸品」を次々訪ねます。
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