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ベイ子の「千葉シティ 魅力見つけて感じ隊っ!」
「2月」のテーマは?
- 隊長!なんだか急に寒くなりましたねぇ。
- (まさか、外に出たくないとか言い出すんじゃ・・・)
- 外に出たくないですよね。
- (やっぱり言った)外に出たくないか。残念だなぁ・・・
今回は千葉県立美術館の魅力をお伝えしようと思ったんだが - え!なんですって!行きます。行きたいです。
- 今ちょうどアートコレクション「房総と近代美術」、「版画-メゾチントの魅力」、「バルビゾン派とフォンタネージ」の展示中でもあるし、平成25年から約2年間かけて耐震改修工事をした建物もなかなかいいですよ。
- あの建物とても気になってたんです。
- 私は、週末からマレーシアに飛んでしまうので。
- え!?隊長行けないんですか!
- んー残念だなぁ。てらっちと行ってらっしゃい。
- はい。行ってきます。
レポート開始!?
現在の展示が始まった1月24日(土)にてらっち隊員と取材に伺うことになりました。
千葉県立美術館へはJR京葉線・千葉都市モノレール「千葉みなと」駅下車、千葉ポートタワー方面(海側)へ向かいます。徒歩10分で着きます。
正面入口です。奥に平屋建てのような建物があり、入口両側の塀に現在の展示の看板、そして左側手前には、佐倉出身の洋画家「浅井 忠」の銅像が迎えてくれます。
エントランスでご挨拶
中に入るとエントランスがあり、右側に受付があります。展示棟へと続くまっすぐな廊下が印象的です。
そこで本日ご案内いただく千葉県立美術館 学芸課 上席研究員の東 健一さんとご挨拶させていただきました。
- 今日はよろしくお願いいたします。(と資料を渡してくださる)
- よろしくお願いいたします。早速ですが、千葉県立美術館の特徴から、教えていただけますか。
- 当美術館は千葉県ゆかりの美術資料を中心に収集、保存し後世に継承しています。
また「みる」「かたる」「つくる」の3つの活動テーマがあります。
この建物もですね。あ、こちらを見ていただけますか?(と館内図の方へ)
展示をする展示棟、管理をする管理棟、そして県民のアトリエ棟と分かれています。 - アトリエ棟があるんですね!
- そうなのです。ご覧になりますか?
- はい。お願いします。
県民アトリエ棟にお宝資料室が!
右手にある通路を進むと「情報資料室」があります。
ここには美術関係の図書、雑誌、図録等が収蔵されています。
持ち出しやコピーはできませんが、貴重な資料をこの場で閲覧することができます。
講堂で「かたる」−そして美術への興味や関心を深める
天井の傾斜と高い位置にある明かり取りの窓から光が差し込む明るい講堂は200名収容でき、美術講演会やミュージアムコンサートなどが行われています。
美術家や研究者などにお話を聞くことによって、より美術への興味や関心を持つことができます。
本格的なアトリエで「つくる」
廊下を進むとアトリエと書かれた扉が2つ並んでいました。
実技講座やワークショップで使うアトリエです。
向かって右側の第1アトリエが「平面用」左側の第2アトリエが「立体用」なんだそうです。
中をのぞかせていただくと、
- なぜ平面用と立体用が分かれているのですか?
- 作品を作るうえでの光線の違いです。
平面作品は光の方向を一定に保つためカーテンを引き外光をシャットアウトして蛍光灯の光で照らし、一方向からの光線にして制作します。
立体作品は手元を明るくするために窓を大きく取り多方向からの光を入れた環境で制作します。 - なるほど!なので第2アトリエには大きな窓があるのですね。
- 本格的な道具がいろいろ見えますが
- 彫刻、陶芸、金工などができるのです。
あ、外を見ていただくと地面が碁盤の目のようになっているのわかります?
ここで石彫(石の彫刻)もできるようにはなってます。 - 石彫ってすごいですね。
- 石の重さで沈まないように強化しています。現在は制作中に石が飛んだりして危ない等の理由で使ってはいません。
- 石彫ができる環境があるということがすごいです。
陶芸の窯もあるということで見せていただくため外に出たら、建物のあれを発見!
そのあれと建物について、次はレポートします。
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