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オルセー美術館展

2009年9月12日〜2009年11月29日
オルセー美術館展

ジョルジュ・バスタール《扇子“孔雀”》1913年
©RMN(Musee d'Orsay)/Rene-Gabriel Ojeda/
distributed by DNPartcom

パリのアール・ヌーヴォー
−19世紀末の華麗な技と工芸−


「アール・ヌーヴォー」は19世紀末から20世紀初頭にかけて、ヨーロッパを中心に一世を風靡した装飾様式です。近代的な大量生産方式が主流となっていく時代に、生活の美を見つめなおし、装飾や工芸を芸術の域まで高めました。主に、建築や工芸にあらわれ、流れるような曲線が織りなす優美なデザインは、今でも多くの人々を魅了してやみません。

アール・ヌーヴォーが花開いた1900年に、パリ万国博覧会の開催に合わせて完成したオルセー駅。この駅舎を改築し、19世紀美術の殿堂として今日公開されているのがオルセー美術館です。本展は、同館の誇るアール・ヌーヴォー・コレクションから、エミール・ガレ、ルネ・ラリック、エクトル・ギマールなど巨匠たちの名品を中心に、選りすぐりの約150点をまとめて紹介する、国内初の展覧会となります。本展では、お客様をお迎えするサロンに始まり、ダイニング・ルーム、書斎、貴婦人の部屋とつづく各コーナーに、当時ヨーロッパの最高水準に達していたというパリの工芸技術によって制作された、豪奢な工芸、家具、装飾品などが展示されます。お客様には、あたかもパリの豪華な邸宅に招かれたかのような体験をしていただくとともに、印象派絵画だけにとどまらない、オルセー・コレクションの奥深さとその新たな魅力をご堪能いただけることでしょう。


【会期】 2009年9月12日(土)〜11月29日(日)
【休館日】毎週月曜日
 (月曜日が祝・休日の場合は開館、翌日休館
  ただし9月15日〜9月27日は無休)
【会場】 世田谷美術館
 〒157-0075 東京都世田谷区砧公園1-2
【開館時間】 午前10時〜午後6時
 入館は午後5時30分まで。
【観覧料】
 一般1300(1000)円 / 65歳以上1100(800)円
 大学・高校生1100(800)円 / 中学・小学生600(400)円
※( )内は20名以上の団体料金
【主催】 世田谷美術館、オルセー美術館、読売新聞社
【後援】 外務省、フランス大使館、TOKYO FM
【協賛】 大日本印刷
【協力】 エールフランス航空、日本航空、ゲラン、ヴランケン・ジャパン、アットアロマ
【お問い合わせ】03-5777-8600(ハローダイヤル)
【展覧会公式HP】http://www.orsay2009-10.jp/
【美術館公式HP】http://www.setagayaartmuseum.or.jp/

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