千葉のイベント
別名:八丈刈安と言われている小鮒草で染めよう
2010年10月23日〜2010年10月30日10月23日、30日の2日間(土曜日)おこなう天然染料ワークショップは、承和色(じょうわいろ)を染め上げます。
承和色(じょうわいろ)というのは、833年〜850年まで在位についていた、仁明天皇(にんみょうてんのう)が、とても黄色い菊を好み、宮中にたくさん植えて楽しんだり、衣装にも黄色を用いたというくらい、大の黄色好きだった事から、天皇が在位中であった承和の年号を、使って承和色と名付けました。。
実は、黄色というと庶民の色とされていることが多いのですが、この時代は違ったんですね。。案外庶民派だった?なんてことは絶対にないでしょうけど、好きなものは好きだ!と言えるところがいいですね(笑)
昔は、キハダや刈安で染められていたようなのですが、今回使用する染料は、小鮒草(こぐなぐさ)です!!
小鮒草は、別名:八丈刈安といって、とくに東京都の南の方にある、八丈島で多く生育していたということと、有名な黄八丈の黄色として用いられている染料です。
ちなみに、今回使用する小鮒草は、千葉県の南房総産。。
今年の春ごろから種蒔きをして、栽培したものを夏に刈り取ったものなんです。
なんでまた、南房総で?と言いますのは、まず一つ目は当工房に植えられるようなところはございません(笑)。。というのもありますが、八丈島でよく生育していたということは、温暖なところが適しているんだろう…それじゃあ〜南房総しかないかな!というようなけっこう安易な発想です。
とはいっても、しっかり色素も含まれていて立派に育ちましたよ!
南房総ですくすくと育った小鮒草を使って、古の年号の名をもらった承和色を染め上げましょう!!
黄八丈で使われている染料、ということで、定番のシルクストールの他、帯あげ(ちりめん)もご用意いたしました!!
※上の写真は9月の下旬ごろ、工房の鉢植えのものを撮ったもので、かわいい穂がたくさん出てました。
お申し込みは下記まで
天然色染屋 古今
代表:大森佳三
千葉県千葉市若葉区大宮台2-3-7
tel&fax 043-377-9931
mail kocon@nifty.com
(24時間お送りいただけます。お返事は後程)
営業時間 10:00〜18:00(日曜祝日定休)
URL: http://kocon.a.la9.jp/
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