千葉のイベント
新収蔵作品展 / ネフ・コレクション―ヨーロッパの木製おもちゃ
2011年1月29日〜2011年2月27日新収蔵作品展
美術館にとって、所蔵作品を知り、守ることはとても大切な仕事です。それぞれが持つ物語を広げ、コレクション全体を豊かにするために、新たな作品を収集することもまた同じ。このところの財政状況により作品購入はしばらく行っておりませんが、寄贈・寄託という形で所蔵品は着実に増えています。
今回の「新収蔵作品展」では、平成17年度以降に寄贈・寄託いただいた作品から、初公開作品を中心にご覧いただきます。狩野芳崖の襖絵《龍図》や伊東深水による若き日の淡彩画、三岸節子のエネルギッシュな《高原の花》など、時代は江戸時代初期から現代まで、ジャンルも日本画、油彩画、書、版画、漆器、立体造形など多岐に渡ります。
コレクターに愛蔵され、あるいはご遺族の手で大切に守られてきた、「愛でる」という鑑賞の原点を教えてくれる作品たちに、どうぞ会いにきてください。
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同時開催
武蔵野美術大学 美術館・図書館所蔵
ネフ・コレクション―ヨーロッパの木製おもちゃ
ネフ社は、1954年、スイスの家具職人だったクルト・ネフによって設立され、その後まもなく、1958年の玩具《ネフスピール》の発表を機に、本格的な玩具制作に取り組みはじめます。シンプルでありながら、複雑な遊びにもつながってゆく形のおもしろさとともに、明快な色彩とその組み合わせが生む楽しげなリズムは、子どもたちばかりでなく大人をも夢中にさせるネフ社の玩具の大きな魅力といえるでしょう。
本展では、武蔵野美術大学 美術館・図書館が所蔵するネフ社の木製玩具を紹介いたします。近代デザインに関する書籍資料に加え、19世紀以降のモダンチェアをはじめとするプロダクト資料は、武蔵野美術大学 美術館・図書館(旧武蔵野美術大学美術資料図書館)の主要なコレクション分野の一つです。今回紹介する玩具は、同館の誇るこの分野の収集資料の中でも、たいへん充実したものといえます。
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【会期】 2011年1月29日(土) 〜 2月27日(日)
【会場】 千葉市美術館
【開館時間】 10:00〜18:00(毎週金・土曜日は20:00まで) ※入場受付は閉館の30分前まで
【休館日】2月7日(月)
【観覧料】一般 200円(160円) / 大学・高校生 150円(120円)、
※小・中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
※( )内は団体30名様以上、および市内在住60歳以上の料金
※上記の料金で「新収蔵作品展」と「ネフ・コレクション」の両方をご覧いただけます。
【主催】 千葉市美術館
【お問い合わせ】
千葉市美術館
〒260-8733 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
Tel : 043-221-2311(代)
【公式HP】http://www.ccma-net.jp/
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