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上総十二社祭り

2010年9月10日〜2010年9月13日
上総十二社祭り

特色:<神々が集い、民が祈る。受け継がれる古代浪漫の祭典>
 房総最古の浜降り神事 大同2年(807)創始で、1200年以上の歴史と伝統を誇ります。
 祭りの由来となっている物語は神々の出会いから始まります。悠久の昔、山の神である鵜草葺不合尊(ウガヤフキアエズノミコト)が海の神である玉依姫命(タマヨリヒメノミコト)を見初め、契りを結ばれました。そしてお生まれになった神武天皇をはじめとする神々は、海までつながっていると伝えられる井戸から水路を通って、九十九里浜まで流れていかれました。その様は、龍の如しといわれ、元気な幼い神々は、海岸に着くやはしゃいで大暴れをなさいます。そこで、玉依姫をはじめとする御親族の神々は九十九里浜に幼い神々をおいさめに向かわれました。
 このような伝承に因んで、現在では、毎年9月10日には、鵜草葺不合尊が鵜羽神社より神輿に乗って、玉前神社の玉依姫命を訪ね一年に一度の逢瀬の契りを結ぶという神事が執り行われます。続いて生まれた神々を鵜羽神社の井戸に流すという神事も行われます。そして、13日には例大祭が古式ゆかしく厳かに行われ、伝承される物語にあるように九十九里浜の釣ヶ崎海岸に神々が集うという壮大な物語の神事が行われます。玉依姫命の一族の神々を祭る各神社より神輿を奉じて、2500人余りの裸若衆たちが大海原を背に渚を疾走し、海岸に集う様は圧巻です。
 千葉県無形民俗文化財房総半島に多い浜降り神事の中でも最古の歴史と伝統を誇ります。
“上総の裸まつり”とも呼ばれ、9基のお神輿を1,000名余りの裸の男たちが九十九里の渚を踏みつつ疾走します。

■クライマックス
 午後一時からの神幸祭は、「十二社まつり」「上総(かずさ)の裸まつり」とも称され、当社を始め、由縁の神々を奉じた九基のお神輿を千名余りの裸の男たちがそれぞれ担いで九十九里の大海原を背に渚を踏みつつ疾走し、ご祭神ゆかりの釣ヶ浜祭典場に集うさまは圧巻です。
再会を祝う神事の後、別れを惜しみつつ町を練り午後七時半過ぎには玉前神社にお戻りになられ、待ち受ける大勢の観衆の掛け声と共にご本殿の周りを三周し、感動のクライマックスを迎えます。


■日時:
9月10日(金)
13:00
稚児行列(町内の稚児100名程度)
14:30
鵜羽神社御迎祭〜御霊合わせの儀(夫婦の契り)〜
15:00頃迄
御輿くぐり〜子供の成長祈願〜

9月12日(日)
18:30 例祭宵宮祭     

9月13日(月)
10:00 例大祭
13:00 神幸祭
19:00 宮入り

■場所:
千葉県長生郡一宮町一宮3048番地 玉前(タマサキ)神社〜釣ヶ崎海岸
■交通案内:
JR外房線上総一ノ宮駅から徒歩約7分

所在地:千葉県長生郡一宮町一宮3048
TEL 0475−42−2711

玉前神社HP http://tamasaki.org/

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