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帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展

2010年12月14日〜2011年1月23日
帰ってきた江戸絵画 ニューオーリンズ ギッター・コレクション展

与謝蕪村《春景山水図》絹本淡彩 一幅
安永6-天明3年(1777-83)

開館15周年記念 
帰ってきた江戸絵画
ニューオーリンズ
ギッター・コレクション展

 アメリカ・ニューオーリンズのギッター・コレクションは、個性溢れる日本美術コレクションのひとつとして知られています。
 カート・ギッター博士は、1963年から65年までの日本滞在を機に、日本美術の蒐集を始めました。日本美術の持つ「純粋で、シンプルで、素朴な」美しさ、とりわけ墨線の持つ多様な表現に魅せられた彼は、コレクションの中心に禅画を据えました。そして、妻のイエレン女史とともに文人画、円山四条派、琳派、浮世絵、奇想の画家へと幅を広げ、円山応挙、伊藤若冲、俵屋宗達、酒井抱一など江戸時代を代表する画家たちの一大コレクションを築き上げました。 2005年に、ハリケーン「カトリーナ」でアメリカ南東部は甚大な被害を受けましたが、ギッター・コレクションは奇跡的にもこの被害から守られたのです。
 この展覧会は、ギッター・イエレン夫妻の所蔵する日本美術コレクションの中から、江戸絵画を中心とする優品を選りすぐり、日本で初めて本格的にその全容を紹介するものです。アメリカ人の見た日本美術という視点から、「若冲と奇想の画家たち」「琳派の多彩」「白隠と禅の書画」「自然との親しみ」「理想の山水」「楽しげな人生」という六つのセクションに分けて構成いたします。若冲をはじめとした個性的な画家たちの卓越した画力、琳派の瀟洒なデザイン、禅画のユーモア溢れる画風と豊かなイマジネーション、そして山水画、花鳥画、浮世絵に見られる自然や日常生活へのあたたかなまなざしは、われわれに改めて江戸絵画の奥深さに気づかせてくれることでしょう。


【会期】 平成22年12月14日(火)〜平成23年1月23日(日)
【会場】 千葉市美術館7・8階展示室
【開館時間】 10:00〜18:00(毎週金・土曜日は20:00まで) ※入場受付は閉館の30分前まで
【休館日】 年末年始のみ(12月29日〜1月3日)
【観覧料】 一般 1000円(800円) / 大学・高校生 700円(560円)、
       小・中学生および障害者手帳をお持ちの方とその介護者1名は無料
 ※( )内は前売・団体30名様以上、および市内在住60歳以上の料金
 ※前売券は、千葉市美術館ミュージアムショップ(12月5日まで)、ローソンチケット(Lコード:32978)、
  千葉都市モノレール「千葉みなと駅」「千葉駅」「都賀駅」「千城台駅」の窓口(1月23日まで)にて販売。
【主催】 千葉市美術館/NHK千葉放送局/NHKプロモーション
【協賛】 日本写真印刷
【協力】 日本航空
【お問い合わせ】
 千葉市美術館
 〒260-8733 千葉県千葉市中央区中央3-10-8
 Tel : 043-221-2311(代)
【公式HP】http://www.ccma-net.jp/



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