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ちばの人間探訪

「ペットとともに」

(左画像)
 キティボックス代表 花島英俊さん

ペットと人間がともに幸せであるように―

ペットサロンを経営して20年。猫のトリミングを得意としたサロンで、昨年の担当件数は1000件を超える。動物の専門学校での講師も務める花島秀俊さんに、ペットと人間との暮らしについて語っていただきました。

10匹の猫と一緒の新婚生活でした―

花島さんが結婚したお相手は大の猫好き。次々と猫が増えていったという。当時花島さんは予備校の教師。猫の餌を買いに行ったペットショップの店員と仲良くなったことが現在の仕事のきっかけとなったという。船橋のペットショップで修行の後独立開業。純血種猫の販売を始めたのが約20年前。ペットが人の生活に受け入れられ始めた頃だ。

ペットとの暮らし―

今はペットのいる暮らしは決して珍しくない。これからも広く浸透するだろう。生活に潤いが生まれ、子どもが巣立った後も家族の一員としての存在は大きい。高齢化、核家族化や都市化に伴い昔のように肉親の死や病気の苦労などに子どもが立ち会う機会は減っているが、ペットとの生活はいのちに向き合う貴重な機会にもなる。

ペットの社会化―

しかし、人間あってこそのペットであることを忘れてはならない。動物を飼うことで自分や家族が幸せにならなければ意味がないのでは、と花島さんは語る。動物には反抗期などなく愛情を注いでもうるさがられることもない。愛情の注ぎ甲斐があるあまりにのめりこみ、家族(人間)がほったらかしになってしまっては本末転倒である。
ペットは人に育てられる運命にある。野生では生きていけない。だからこそ、人間とともにあるための社会化が必要だ。最低限でも人と慣れることが必要だし、主人の言うことを理解しなければならない。物を覚える時期的なタイミングを逸しないでしつけていくことが大切だという。
今後は犬・猫の躾の学校や、飼い主の高齢化に伴うペットシッターや、老犬老猫ホームの需要も出てくるだろう。人間同様にペットの医療や高齢化の問題がクローズアップされる日も遠くないだろう。お店のホームページはペットの躾や健康保険などの情報が満載。動物の幸せを願う花島さんの思いが伝わってくるようなあたたかいサイト(http://www.kittybox.co.jp)だ。

趣味はバイク―

3年前29年ぶりにバイクに乗りたくなり以来月一度はツーリングにでかける。現在高校生の息子さんと生涯ツーリングを楽しむことが夢だという。ホームページ作成も趣味の一つ。バイクのサイトもマメに更新する。多くの人が遊びに来てくれると嬉しい、と笑う。




(2005年3月)


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