BayWaveトップ > レポート > 体験 > 千葉市・千葉大学共同研究事業「西千葉子ども起業塾」初の税金の申告と納税(体験:千葉市中央区)
千葉のレポート
10月14日(土)、西千葉子ども起業塾の閉塾式が行われ、今年度から新たに塾のプログラムに取り入れられた「西千葉市の税金」の制度に基づき、子どもたちが設立した会社による法人税や消費税の申告と納税が行われました。
西千葉子ども起業塾とは、次世代の産業を担う子どもたちの起業家精神を育むことを目標に、平成22年度より千葉市と千葉大学教育学部藤川大祐研究室が取り組んでいる共同研究事業。今年度は、募集によって集まった千葉市内の小中学生36名が、仮想の通貨「シープ」の流通する架空の街「西千葉市」で「KSJ会社」と「ハッピー西千葉起業塾会社」という2つの会社を設立し、JFEスチール株式会社東日本製鉄所(千葉地区)の特別工場見学会を企画・運営しました。それぞれの会社の経理担当の塾生は、特別工場見学会で得られた報酬や準備にかかった費用を基に法人税と消費税を計算し、架空の税務署「西千葉税務署」に申告書の提出と納税を行いました。
その後、「西千葉税務署」役の大学生から税務報告があり、2つの会社から納められた税金によって「西千葉市」がきれいになり、病院や公園が新たに造られたことがイラストで説明されました。経理担当の塾生から「税金の計算は難しかったけど、税金によって街が便利になってよかった。」という感想がありました。
■主催
千葉市・千葉大学
■協力
千葉東税務署(署長 梶山 清児)
JFEスチール株式会社東日本製鉄所(千葉地区)
千葉大学経済人倶楽部「絆」
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