BayWaveトップ > レポート > 水族館 > アカウミガメの子ガメたちが大海原へ!(水族館:鴨川市)
千葉のレポート
鴨川シーワールドでは、「ウミガメの浜」で保護していたアカウミガメの卵から子ガメがふ化し、9月13日の18時に放流を行いました。
鴨川シーワールドでは、ふ化に適さない場所でウミガメの産卵があった場合、その卵を展示施設「ウミガメの浜」に保護収容し、生まれた子ガメを海に放流しています。今回、大海原に旅立ったアカウミガメの子ガメは、7月22日の朝に鴨川市内の海岸で産卵された卵からふ化した個体です。海岸での見守りを続けていましたが台風10号の接近で波をかぶる可能性があり、そのままでは卵に危険が及ぶと判断したため124個の卵を「ウミガメの浜」に保護収容しました。
9月13日の早朝に砂の中から這い出してきた子ガメたちは、体長や体重の計測をした後、その日の夕刻に放流されました。子ガメたちは目の前の太平洋に向かって元気に力強く進み、飼育員の見守る中、波間に姿を消していきました。
鴨川市内の海岸ではアカウミガメが毎年産卵のために上陸しており、今年は4回の産卵が確認されました。今後も子ガメのふ化を控えているため、引き続き観察を続けていきます。
http://www.kamogawa-seaworld.jp/release/release_2020/release_20200914.html
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