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千葉のレポート

アイデア対決・全国高等専門学校ロボット・

By kiyo
2009-05-10

11月なのに暖かかった3連休中日、11月23日に国技館で「アイデア対決・全国高等専門学校ロボット・コンテスト2008」が行われたので観覧してきました。

実は高専出身者でありながら国技館で実際に見るのは今回が初めて。(学んでいた専門分野が違ったので係わりが薄かったので) NHKのサイトで観覧者募集の情報を見て応募して、当選。そんなに人も来ないのかなと思って開場10分前に両国駅に着いて国技館へ向かうとそこには開場を待つ人の長蛇の列が。かなり驚きつつ30分ほど並んで指定席券と引き換えて入場しました。(席は早い者勝ちだったようです)

ロボコンは高専と大学、海外の大会があるんですが一番メジャーなのはやはり高専ロボコンではないでしょうか。今年で21年目を迎え、毎年違うテーマで競技が行われます。

今年のテーマは「ROBO-EVOLUTION 生命大進化」。これまではタイヤを使って移動していたロボットが今年は「歩行」に挑戦。最近のロボット技術ではアシモをはじめ2足歩行のロボットも多数いますが、そういった多足歩行・2足歩行のロボットを高専生が試行錯誤して作り出し、スタートからゴールまでの早さを競う戦いです。しかももちろん「アイデア対決」なのでパフォーマンスも必要なんです。
全国大会は各地の高専の計124チームから選抜された25チームで開催。地区大会を勝ち抜けてきたロボットがそろうのでレベルは高いです。
だけど、ロボットはやっぱり精密機械。
電波状況やエンジントラブルなど予期せぬアクシデントで力を発揮できないロボットもたくさんいました。反対に前日のテストランでは全く動かなかったロボットが、大会当日動いて完走しているような場面もあったり。そういったところもロボコンの醍醐味の一つかなと思います。
25チームのロボットの動きを見て最近の学生の能力・技術力がとても進歩している!と驚かされました。 16〜20歳の彼らが2足歩行のロボットを作り出しているとは…。どのチームもとても面白くびっくりするようなパフォーマンスを行うロボットばかりでした。

毎年年末にテレビで放映される高専ロボコンですが、生で見るとやっぱり迫力が違うし、観覧席の学生たちの熱い応援もじかに感じることができ、すごく楽しかったです。自分の出身校のチームが出場していたのでなおさら応援にも力が入りました。
今回の大会は12月30日(火)NHK総合午後9時15分〜午後10時24分に放送される予定ということですので、興味のある方はぜひ。


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