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カビ !? 〜そろそろ気になりますね〜 Part 4

2009年6月14日
カビ !? 〜そろそろ気になりますね〜 Part 4

今年も カビのはびこる雨期に入り 当センター恒例の 市民講座が 開催されます。
皆様 お誘い合わせの上 ぜひご来場下さい。

各講演タイトルと講師:
「食べ物とカビ」
  千葉県衛生研究所 上席研究員 高橋 治男
「しょうゆを作るカビ・麹(こうじ)菌」
  キッコーマン株式会社 研究開発本部 半谷 吉識
「酵母のふしぎ」
  真菌医学研究センター 教授 川本 進


日時 : 6月14日(日) 14:00〜16:30
場所 : 千葉大学 西千葉キャンパス内 けやき会館( JR西千葉駅 または 京成みどり台駅 徒歩5分 正門入ってすぐ )駐車場はありませんので お車でのご来場は ご遠慮お願いいたします。
対象 : 一般市民
参加費 : 無料  ( 先着250名様に キッコーマン製品 プレゼント )
事前申込 : 不要  ( 当日会場へ おいで下さい )


 カビ(真菌)は本来 動植物を自然に帰す役目をしておりますが、我々はその性質を味噌、醤油、鰹節、チー
ズ、酒、パンなどの発酵食品、さらには、ペニシリンなどの医薬品の生産に利用しており、生活にとって欠かすことの出来ないものです。 しかし一方では、水虫をはじめとする病気やアレルギーを起こしたり、 カビ毒を生産して食品を汚染したり、食品や建材等を腐敗させたりするなど有害な面もあります。
 本講座では、毎年 人とカビとの関わりについて善い面と悪い面の両面から解説し、今年は特に 食品とカビの関係について お話しいたします。

「食べ物とカビ」
カビはペニシリンのような人間にとって有用な抗生物質を作りますが、食品などを汚染して、人間や家畜に有害な毒素(カビ毒=マイコトキシン)をも作ることがあります。それらの毒性カビは、主に、コウジカビ(アスペルギルス)属、青カビ(ペニシリウム)属、赤カビ(フザリウム)属の3つのグループに属しています。
本講演では、これらの毒性カビと我が国におけるカビ毒の規制の現状について、お話いたします。

「しょうゆを作るかび・麹(こうじ)菌」
麹とは「米、大豆、小麦などの穀物にカビを生育させたもの」、麹菌とは「麹を作るために用いられるアスペルギルス属のカビ」であり、日本で欠かすことの出来ない醤油・味噌の元であります。
本講演では、醤油醸造における麹菌の役割、優良な麹菌の育種などの話題をお話いたします。

「酵母のふしぎ」
酵母は単細胞の真菌で、人間と同じ真核生物としては最も単純な構造を持っています。酵母にはパンやアルコールを作る種類もあれば、病原性を持つ種類もあり、近年では分子生物学の実験材料としても利用されています。

本講演では以下の話題について最新の研究成果を含めて紹介いたします。
(1) 酵母は細胞の構造、機能のうえでは大腸菌よりもはるかにヒトに近い生物です。
(2) 酵母は研究者にとって生きた試験管のような存在でもあります。
(3) 酵母はカビのような形になることもあります。 (4) 酵母同士が会話しているってホントでしょうか?

【お問い合わせ】
千葉大学 真菌医学研究センター 事務部
  電話: 043-226-2487, 2495, 2497
  FAX : 043-226-2486

【公式HP】 http://www.pf.chiba-u.ac.jp/

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