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千葉のレポート

「赤瀬川原平の芸術原論」千葉市美術館

2014-10-29

千葉市美術館で「赤瀬川原平の芸術原論 1960年代から現在まで」の展示が始まりました。

赤瀬川原平さんは前衛美術家、漫画家・イラストレーター、小説家・エッセイスト、写真家といった複数の顔を持つ芸術家で、11月26日敗血症のため急遽されました。
本格的な回顧展は20年近く前に名古屋市美術館で開催された以来、今回が2回目となるそうです。
中学生の頃の作品から2012年の引伸機(未完成)まで554点を11章に分けて展示されています。
1.赤瀬川克彦のころ 2.ネオ・ダダと読売アンデパンダン 3.ハイレッド・センター 4.千円札裁判の展開 5.60年代のコラボレーション までの前衛美術家としての作品は美術館8階に。
6.「櫻画報」とパロディ・ジャーナリズム 7.美術学校という実験場 8.尾辻克彦の誕生 9.トマソンから路上観察へ 10.ライカ同盟と中古カメラ 11.縄文建築団以後の活動 とその後の作品を美術館7階に展示されています。

赤瀬川さんの作品のファンの方、赤瀬川さんと同じ時代を生きた方、小説家として認識していた方、ライカ同盟は知ってたという方、いろいろな方が作品を観にいらしてました。
赤瀬川さんの作品は、何かを表現したり、一から創造したりするというのではなく、日常にあるものを、卓越した観察眼と思考力を駆使して、常識をほんの少しズラし、アイデアをプラスして、ユーモアに満ちた新鮮な作品へと変えてしまうというのが作品の根本にあります。
あまり馴染みがないという方も、好きだなと思うジャンル(漫画でも写真でも)をじっくり観ていただいてから、もう一度他のジャンルを観ていただくと、より楽しめると思います。
作品のタイトルも面白いので注目してみてください。
また、引伸機(未完成)は油彩での制作途中の作品と引伸機そのものが展示されていましたが、油彩を完成させた後、引伸機を梱包する予定だったそうです。

赤瀬川さんの作品を観に千葉市美術館に足を運んではいかがでしょうか。



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