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ちばのワークショップ・体験
革製品の手縫い体験
西千葉の「アトリエ5」で、革職人奥居次郎さんの革製品の体験ができるということで、体験してきました。
お店の中にある革の商品を見ただけでテンションあがります。
大きいテーブルの奥で、おばあちゃまがキャメルの革を縫っていました。
お教室の生徒さんで、お孫さんにプレゼントする鞄を作っているそうなのですが、なんと2個目!持ち手のところを制作中でした。
大きいテーブルの手前に、ゴム板がひかれていて、その周りに小さなカンナやノミみたいな見たことありそうでなさそうな道具が並んでいました。
体験で作成するのに、ティッシュケースかカードケースが選べます。
私たちは、迷うことなくカードケースを選択。
そして工程です。
- 1.カードケースのパーツと型紙の説明
- 3枚のパーツを重ねて、両面にカードが入れられる形を作ります。
- 2.革を選ぶ
- 革の見本を見せていただいて、革を選びます。
どの革にするか、一気にテンションがあがり、とりっこ状態に・・・。
そこへ、奥居さんから「パーツ毎に革を変えてもいいですよ」の声が、落ち着くどころか、重ね合わせて、ワイワイ言ってます。 - 3.粗断ち
- 大きな革から、パーツに切り出してもらいます。
「ざくっざくっ」と切られる感じが、いい感じです。 パーツ用をそれぞれ手渡されると、ウキウキが止まりません。 - 4.漉き
- 漉き機で漉いてもらいます。これぞ職人技といった感じです。
漉き機を横から覗かせてもらったり、漉いた革を触ってみたり、ここは社会科見学って感じです。 - 5.型紙に合わせて切る
- 切り口が斜めに入ってしまわないように、革を動かしながら切ります。
以外と難しい。曲がっちゃだめだと思うと力が入って刃が進みません。 - 6.ケガく
- 端から数ミリのところをケガきます。
- 7.染料
- 革の切り口に染料を塗ります。
- 8.CMC
- コバにCMCを塗って、渇いた布でこすります。 こすり終わると、早くもできあがりっぽくて感動です。
- 9.化粧ネン
- アルコールランプで炙って、ネンを入れます。
まっすぐ入れるのは、かなり難しいです。やり直し線みたいのが・・・修正してもらいました。 - 10.ゴムのり
- 両面に塗ると貼りつくゴムのりで、パーツを貼り付けハンマーで叩きます。
- 11.ねじネン
- ねじネンで印を付けます。
- 12.目打ち
- ひし目打ちで手縫いをする穴を打ってもらいます。
- 13.手縫い
- 糸にロウ(オリジナルの配合)を塗って、針を両方に付けて縫っていきます。
縫い終えたら、糸を馴染ませます。
完全に夢中で無言で縫い進めてました。 - 14.仕上げ
- 糸の始末をしていただき、コバにカンナやヤスリがけしたり、CMCを塗ってキレイに仕上げます。
手順をざっと紹介しましたが、工程ごとの説明はもちろん、革について、その他いろいろなお話を聞きながら、体験が行われます。
詳しい説明や楽しいお話は、是非体験しながら聞いてください。
この日は4時間くらいだったのですが、その時々で時間は前後するそうです。
革と糸を選ぶのに時間をかけちゃう方が多いようです。
こんなすごい作品が作れて、たくさんのお話が聞ける最高の体験でした。
Data:
手作り鞄工房Jiro.(ジロー)
住所: 千葉市中央区汐見丘町15−9
TEL: 043-302-4833
時間: 9:00〜16:00
詳細: OPEN/11:00〜19:00 日・祝13:00〜19:00
定休日/火曜日
体験教室は《要予約》です。
【公式サイト】
http://leatherwork-jiro.com/
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